昨日、福岡のドラムビーワンで行われたJuice=Juiceの単独ツアーに行ってきましたので、感想を書きます。
まず、期待以上のクオリティでめちゃくちゃ楽しかったです。
整理番号は195番で後ろの方でしたが、運良く上手の2段目の2列目というかなり前の方に滑り込めたので、全編しっかり見えました。
全体としては、やはり宮崎さんの技術レベルがグッと上がったことで、早くもグループとしての締まりが出てきてます。
これは当初から思っていたことですが、Juiceはベリの個性と℃-uteのまとまり、その両方のいい要素をバランス良く持ったまさに次世代のハロプロユニットで、そのイメージが今回でさらに深まりました。
まだまだ、お姉さんたちに比べたらパワーは全然足りないですが、ベリキューの同じ頃に比べたらおそらく越してると思います。
ベリキューが色んな同業のアイドルからも一目置かれるように、Juiceも遅かれ早かれみんなから目標にされ、憧れにされるユニットになるんだと思います。
持ち歌以外の、特に、インスピレーション→Majic of Loveの往年の名曲をしっかり歌い踊りこなして、会場のボルテージを一気にあげたとこはハイライトで持ってる大きな力を感じました。
もちろん、持ち歌もしっかりミスなくという感じで安心して見られました。
もはや、初の単独コンか!?という感じてした。
個々のメンバーの感想としては、まず、宮崎さん。
手足の長さと独特の空気感からくるおもしろく味のある動き、それに歌が細かいとこまでしっかり丁寧に歌えるようになったと思います。
技術面でも精神面でも強さが出てきたんだと思います。
大学を辞めて、仕事に専念するという決意というか、そんな気持ちの面が大きいような気がします。
そこら辺は、他のメンバーよりも女性としての経験がある分、個性と深みにつながってるんだと思います。
特に、Baby恋にノックアウト、ほたる祭りの日を見ればその成長が如実にわかりました。
そして、彼女の技術的、精神的成長がJuice全体の底上げになり、宮崎さん個人としてもその可愛さと大人っぽさにつながっていると思いました。
かなともは、本当に存在感がある。どこにいても分かります。
1人だけ違う空気感でアクセントを効かせてくれています。
ただ、特徴のあの歌声、ちょっと技巧に走り過ぎだと感じました。
小手先でこねくりまわしてしまってる感じ。
確かに上手いからこそそれができるんだろうけど、心に響かせるにはしっかりとしたものが中心に必要です。
ふてぶてしくて大いにけっこうで、もっともっとふてぶてしくいくべきだと思いますが、それをしっかりとした芯としてパワーを込めなければなりません。
モデルとしては、やはり、梨沙子あたりになるでしょうか。
そして、高木さゆべぇ。かなり良かったですね。
特に歌。あんなに声量もあって、伸ばせて、乗せれて、凄みもありました。
MCでも、さすが研修生出身、しっかり喋れてしかもおもしろい。Juiceのかなりの部分を支えてると思います。
個人的にはMVPでした。
宮本かりんちゃんさん。
髪はやはりこの子はショートカットが可愛いです。
そして何よりわざとらしさや無駄な力が完全に抜けました。何かのモノマネじゃない自分の色をしっかり出せるようになりました。
この子ほど、CD通りMV通りにパフォーマンスしてくれる子はいないまさに天才です。
それでいて、冷たさがあるわけでなく、所々ちょっと抜けてる場面があって、完ぺきじゃない愛嬌がみんなを惹きつけ続けます。
そして、そして、植村あかり。
今回のLIVEで、僕は彼女にノックアウトされてしまいました。
こう言葉では表せない、見ていてなんとも言えない
評価としては劣等生的な扱いなのかもしれませんが、そこはやっぱり歌もダンスも基礎は入っていて、ほたる祭りの日の歌声なんかはたまらなく良くて。ダンスの動きもうまくいえないけど良い。ツボというか好き、大好き。
そして、これからどんな風になっていくのか、彼女だけまったく僕にはわかりません。
その不確実な将来性も魅力です。
長くなりましたが、以上、めちゃくちゃ楽しかったJuice=Juiceの単独ツアー!
もっともっとがんばって、お姉さんたちを追い抜いて、ハロプロを代表するユニットになってほしいですね。
http://idachigu.ria10.com/Entry/78/7/20のJuice=Juice単独ツアー@福岡に行ってきました